伊豆大島 さるびあ丸 特2等室の3F、4Fの違いについて

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あるびあ丸は東海汽船が運航しているフェリーで、伊豆大島を始めとして伊豆諸島に渡る交通の手段として利用することができます。
さるびあ丸で伊豆大島に渡る場合は大体7時間から8時間程度船の中で過ごすことになります。そのため座席の選択が重要です。

3代目さるびあ丸では特1等、1等、特2等、2等などの船室を選ぶことができますが、快適さ、パーソナルスペース、値段などを加味するとバランスが取れているのが特2等船室だと思います。
特2等室はベッドがありパーティションで区切らているので過ごしやすいです。

特2等船室は、特2等船室 3Fと特2等船室 4Fの二種類ありチケット買う際に選ぶことができます。
私は大島にさるびあ丸で一往復しただけの初心者ですが行きに4F、帰りに3Fに乗ったのでその違いについて紹介します。

特2等の3F、4Fの違い

さるびあ丸 特2等船室

個人用のベットがあり、カーテンがあり、電源の口が一つある。基本的に3Fと4Fの設備にはほぼ違いはありません。
ただ微妙に異なるポイントがあります。

揺れはあまり変わらない

一般的にフェリーは階が低いほど揺れが小さいと言われます。
だた、さるびあ丸の3Fと4Fではそこまで違いを感じませんでした。

3Fは廊下にベンチがある

うろ覚えのさるびあ丸のレイアウト

3Fの特2等船室では中央に大きな廊下があり、そこから個室に分かれてそれぞれの個室内に大体16個程度のベッドがあります。
廊下は荷物置きとベンチと食べ物をおいておくののにちょうど良い台があります。そのベンチで飲食などを行うことができる所が4Fとは違います。

ベンチでは知り合い同士などで飲食をしている人が多く、飲食を楽しみたい場合は3Fが若干有利です。

4Fは廊下が静かで個室にドアがある

4Fの方はも廊下からベットがいくつか配置された各個室に分かれる所は同じなのですが、受付カウンターの都合上細い廊下が2つありそこから各個室に別れます。
それぞれの個室にはドアがついている所が3Fと違います。

3Fの廊下ではお酒とおつまみを楽しんでいる人が多く、知り合いや知らない人との交流の場になっているようです。そのため少しうるさい場合があります。

4Fの方は、廊下にベンチが無いので廊下で宴会を始める人はそういないと思います。
他の個室で会話をしている人達がいてうるさい場合はドアを閉めて静かにする事ができます。

同じ個室の人がうるさい場合は対策のしようがないですが、静音性では4F が若干有利です。

大型の荷物置き場

特2等3F、4Fの個室の窓側には大型の荷物を置くための荷物置き場があります。ただこの荷物置き場は小型のキャスターバッグ4,5個置いたら満杯になる程度なので個室あたり最大16人が利用することを考えると荷物を置けない場合もあるかもしれないです。
その点、3Fは廊下にもいくつか大型の荷物置き場が存在するので荷物が置けない可能性が下がる可能性があります。

ただ、さるびあ丸では船の中央にも誰でも使える大型の荷物置き場があるので4Fで荷物置き場に困ったとしてもどうにかなるとは思います。

携帯の電波は4Fが有利かも?

3Fの窓は飾りなのに対して4Fは本物の窓

これについては2回乗っただけなので正確ではない情報になります。

4Fは航海中も携帯の4G電波がそれなりに入ってインターネットを楽しむことができたのですが、3Fは窓際に寄っても携帯の電波が入ってきませんでした(iijmioのドコモ回線SIM)。

さるびあ丸では無料のWi-Fiが提供されていますがあまり品質は良くなく切断されてしまったり、wifiにはつながるもののインターネットが楽しめなかったりします。
そのため、携帯の電波が入ると少し快適です。

ただ、携帯の電波が入ったとしても海上であるためそこまで快適ではないです。

まとめ

さるびあ丸の特二等船室の3Fと4Fは大きく変わらないが廊下の作りが異なる。

  • 仲間内で楽しく過ごしたり旅で仲間を作りたい人なら、廊下で会話したり飲んだりできる3Fがおすすめ
  • 静かに過ごしたいのであればベンチがなく、個室にドアがついている4Fがおすすめ

よい旅を!

三代目さるびあ丸 岡田港

 

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