RaspberryPi 5の性能はSandyBridge i5-2500に近いことに気づいた
最近、RaspberryPi5が日本で発売されましたね。
当時は早いと言われていたRaspberryPi4よりも二倍以上も性能が高いようです。
ただ、RaspberryPi同士の比較ではどれくらい実用的な性能を持っているのかわかりません。
そこでSandyBridgeに目をつけました。
SandyBridge
SandyBridgeは2011年頃のCPUで、通常はあまり性能向上に寄与しない省電力周りの設計改善を極めたら非常に性能が向上したことで話題になったIntelのCPUシリーズです。
今となっては10年以上も昔のCPUですが、根強いファンが多く未だに使っている人がそれなりにいるようです。私も数年前までファイルサーバとしてSandyBridge i5-2500を使っていました。
流石に今は使ってないですが…。
Geekbench6での比較
RaspberryPi5で検索して一番にヒットするものは、Geekbench5なのでGeekbench6の結果を探しました。オーバクロックしていない2.4GHzで動作させているRasberryPi5の結果を選びました。
Geekbench6 Raspberry Pi 5 Model B Rev 1.0
Geekbench6 i5-2500
シングルコア性能だとRaspberryPi 5のほうが何割か早いです。
マルチコア性能だとi5-2500のほうが少し早いようです。
RaspberryPi5とi5-2500の性能は拮抗していそうです。
i5-2500から考えるRaspberryPi5の性能
RaspberryPi5とても早いですね。
PCとしてもサーバとしても実用に近いスペックなのではないかと思います。私はi5-2500で5人位が使用するMinecraftサーバーなどを運用したことがあるのでそのようなタスクはこなせそうな気がします。
昔、RaspberryPi400というPCを買ったのですが性能がイマイチだったので、5ベースのRaspberryPi500とか発売して欲しいですね。
SandyBridgeの性能は発売当初より落ちている?
SandyBridgeとほかのCPUの比較する際に一つ注意するポイントが一つあります。
2018年頃にIntelのCPUではSpectre/Meltdownなど脆弱性が発見されました。
この問題の対策で各OSではパッチが当てられました。このパッチによってSandyBridgeでは発売当時に比べてCPUの性能がだいぶ落ちています。