NICGIGA S25-0402TPの消費電力について計測してみた

公開日:

NICGIGA S25-0402TPは10GbEが2ポート、2.5GbEが4ポートついたスイッチングハブです。Amazonで購入できる同等製品の中でも激安で15000円程度で購入することが出来ました。

NICGIGA S25-0402TPの仕様
Amazonのリンク(公式通販より安い)

なぜ、10GbEが3ポート以上搭載されたスイッチではなく、このスイッチを購入したかと言うと、主に値段と電気代の問題です。

10GbEスイッチの値段問題

10GbEのスイッチングハブは値段が大変高く、1台3万から5万円程度します。
そのため、ルータのある部屋から各部屋に10GbEケーブルを送った後、そのケーブルを部屋内の複数のノードを利用したい場合に分配にコストがかなりかかります。

例えば、送った先の部屋で10GbEのPCと、1GbEしか出ないRaspberryPiをネットワークに有線で接続したい場合、3〜5万円もする10GbEスイッチを買うのはコスパが悪いです。

3部屋に分配したい場合は、中央のスイッチ、各部屋のスイッチで4台必要で12万から20万円のコストを許容する必要があります。(そして、NICやルーターなどの費用がそこに上乗せ)

S25-0402TPは10GbEが3ポート以上無いので10GbEを分配することは出来ませんが、主要ノードと10GbEで通信しつつIoT製品など低速で問題ない機器に分配できて1万5000円程度なのでコスパが大変いいです。

10GbEの消費電力問題

また、10GbE製品では値段だけでなく消費電力もかなりのものになります(スイッチだけでなくNIC、ルータ等も)。

10GbEを4、5ポート程度搭載しているスイッチだと待機時20W、最大で30〜50W程度消費する製品が多いです。

昨今、電気代も高いので、なるべく消費電力も抑えたい所。

S25-0402TPは10GbEが2つに抑えられているのである程度電力が抑えられていると嬉しいのですが実際の所どうでしょうか。

S25-0402TP 消費電力の計測

以下の電力チェッカーを使用して電力を測ってみました。https://www.amazon.co.jp/dp/B0DK2P4395

検証内容

10GbE 2ポート、2.5GbEを1ポート接続した環境を用意する。

以下のようなパターンで検証を行う。

  • 接続された回線が10Gbps以上で通信している状態
    (2つのPCからベンチマークを走らせる)
  • 大きな通信が行われていない待機状態
  • 接続されたPCがスリープの状態

検証結果

接続された回線が10Gbps以上で通信している状態での消費電力

約9.4W。

大きな通信が行われていない待機状態での消費電力

約9.2W。
通信している状態と大きい差は無いようでした。

接続されたPCがスリープの状態での消費電力

約5.5W。
スリープ状態でもポートは点灯しているのでネゴシエーションはされていそうですが電力は大幅に下がりました。

感想

10GbEが4、5ポートついているスイッチと比べると、だいぶ電力を抑えられていると感じます。ただ、大幅に抑えられているかと言うと、順当な結果で可もなく不可もなくな感じです。
中身がRealtek RTL8372Nだと思うのでもっと電力が抑えられると予想していたのですがRJ45ポートの消費電力が大きい感じがします(一般的なRTL8372N製品はSFP+)。

あと、PCがスリープしたときに大幅に電力が抑えられる動きが気になります。
ケーブルを脱着して検証した所、10Gスイッチとの接続では待機時に電力をそこまで消費しないようです。もしかしたら、10GbEの省電力機能とS25-0402TPとXG-100Cの相性問題などあるかも知れないです。

今回の検証の結論としては、
NICGIGA S25-0402TPではNASなどで使用する場合常時10W程度の消費電力。
PCの場合、使用中は10W、使用していない間は5W程度だと考えてもらえば電気代の見積もりができると思います。

 

更新日: